電子書籍って、どこがいいの?電子書籍のメリット

Amazon Kindle

 

 

電子書籍関連サービスということで、まず思いつくのがAmazon Kindle(アマゾン・キンドル)でしょう。これはAmazon.comが製造、販売している電子ブックリーダー端末で、ソフトウェアも含めたサービスとなっています。専用端末以外に、パソコン、スマートフォン、タブレットでも電子書籍が読めます。

 

当初はアメリカ合で第1世代が2007年11月に発売されました。Amazon Kindleは、電子ペーパーの一種となるE Ink(電子インク)ディスプレイを搭載しているのが大きな特徴であり、携帯電話網による高速通信「Whispernet」によって、PCを介さずに電子書籍、新聞記事が簡単にダウンロードできます。

 

携帯電話会社との契約は不要であり、Kindleストアとウィキペディアのサイトなら無料で接続できます。それはアマゾンが通信料を負担しているからです。

 

キーボードによる入力も可能で、内蔵辞書の検索、メモ記入に使えます。辞書は単語にカーソルを移動するだけで、自動的に標準設定の辞書内容が表示されます。第4世代以降では、画面上のソフトウェアキーボードで入力する形式になっています。

 

USBケーブルでPCと接続すれば、テキストファイル、PDFファイルなども転送できる。ただし、HTMLやMicrosoft Wordなどのフォーマットは直接読めないので、その際は、Mobipocket配布の無料ソフト、もしくはオンラインでの変換(Kindleパーソナル・ドキュメントサービス)が必要です。

 

音声出力に対応した端末なら、MP3などの音声ファイルをコピーして聴くことができます。朗読書籍もKindleストアで販売されています。